
社長列伝④ 毎日の努力でステップアップ!
東京でSEという仕事をはじめましたが、何も知らない状態だったので勉強の毎日でした。
寝る時間も惜しんで遊ぶ時間も惜しんで、自分自身で参考書を買い揃えて勉強しました。
仕事の合間にこっそりと本を読みながら勉強して、約半年でいっぱしのエンジニアと同じ程度になったと僕自身は思いました。
そして周りを見ると、僕の感性での感じでしたが、その時の僕と同じぐらい仕事ができるっていう人がすごく少なく感じました。
そしてある時、同じパートナーさんの社員さんに「いや、○○さん仕事をいっぱい仕事してますけど、給料ってぶっちゃけいくらぐらいもらってるんですか?」と聞くと500万だ。800万だよみたいなことを言うわけですよ。
「そうですか。あれをいくつでしたっけ?」と聞いてみると、当時の僕の年齢からすると、ほとんど変わらない方々でした。それ聞いてびっくりしましたね。
僕はあれこれ苦労して自腹切って仕事をしているのに年収250万!250万ですよね。びっくりしませんか?
あれ?これは「東京価格」と「北海道価格」の違いかなみたいなことも思ったんですけど、あまりの違いに「これまずい」と思ってこれはどうにかしなきゃいけないと思いました。
自分の実力も鑑みて、自分はできると思ったのですが、業界のしきたりみたいなものとかもいろいろありました。そこは頑張りつつ、なんとかフリーエンジニアとしてまずは独立してみました。33歳の時ですね。
もう大変でした。
努力っということを惜しまなかった時期だって思えてます。
努力を惜しまなければ、周りがやっぱり評価してくれるっていうこともあるし、 独りよがりにならないこともこれすごく大事だと思うんですけど、そうならないように本当にいろいろ気をつけました。
コミュニケーションをとり、自分の評価を上げていくことが大切だと思い頑張りました。
そのうちに周りからの信頼も増え、仕事も増えていきました。
そうこうしているうちにいろんな出会いがあって、現在のアセンダントという会社の前に同業の会社の役員を経験して、その役員が任期が終わった後、2014年からこのアセンダントで代表取締役に就いたという感じです。
最初は社員も資金もゼロから始めましたが、現在は大きく成長しています。